「生きた心地がしない」

過去に、大病を患って救急搬送された時とは違う感情。病気ではどこかしら「諦め」や気持ちの「落とし所」が付くが、災害ではそんな感情は湧いてこない。多分、予期せぬ出来事といった緊迫感から、無意識のうちに「命」を脅かす事象に対し「恐怖感」が感情を支配するためだろう。

4・14のマグチュード6.5.震度7の大地震から一日空け、仕事もしメディアも「平成28年熊本地震」とどことなくこの震災も終わりを感じていた矢先である。

一昨日の睡眠不足のため、爆睡していた矢先だった。「どーん・ドッドッド」という地響きだけが聞こえる。ものすごい縦$横揺れのなか、ベッドに身をひそめたまま、部屋の中の家具等が散乱する様を見つめていた。

かなり強い揺れが今回はかなり続いた。その後の余震も含め、終わりのない遊園地の木馬にまたがっているような状態だ。


余震の中、TVのスィッチを入れると、すでに県内の状況が流れている。熊本地方を震源とする、マグニチュード6強。震度7.3の地震であったという報道が流れる。
この数字は21年前の「阪神淡路大震災」と同等であるという事に・・・びびる。

それでもここ「八代」地域は、電気、水道、電話といったライフラインが切れていないことに感謝する。もし、切れていたら・・・。多くの県民の方々が今その状況にある。
でも僕はその状況に置かれてないから、正直、どんな感情になるのか・・・想像はできても、わからない。

僕の住んでいる「八代」も火事の中継が出た。上空にはTVの実況中継をしているヘリがライトを点滅させて止まっている。消防車や救急車のサイレンがけたたましく鳴り響く。深夜の3時である。その間も震度3の余震が続いている。

本当にリアルな場面に直面しているのだが、どことなくバーチャルな感じがする。しかし時たま突き上げる「どーん」という余震に恐怖を覚える。正直「怖い」。


その日はラジオをつけたまま少し仮眠をとり明るくなってまたTVをつける。時間が経つにつれ、いろんな情報が明らかになってきた。


情報が実況中継され始めた。一昨日より、16倍の力がかかった最悪の状況が映し出される。特に「阿蘇」地域がひどい。

それまで当たり前に渡っていた250mの「阿蘇大橋」の陥落。その横には、阿蘇に遊びに行くときはよく通る国道が山の地滑りでなくなっている。信じられない。他にも家の倒壊等・・。

昨日まで「熊本地震」を経験していた方々の多くの命がなくなった。報道を見て 「何で建物の一階にいたんだ」 と言ってやりたくなる。なくならずに済んだ「命」が悔やまれる。

「前の日あれだけ揺れたろ」  「まだ来るぞ」  「逃げろよ」  と・・・。

いろんな情報をいまネットで見ている。僕の住んでいる 「八代」 の街を通っている 「日奈久断層」。ちかじかM7.5位の大型地震の可能性があるという。

僕は 「かならず来る」 と感じる。だから

「逃げる」 準備をする。

このブログに入ってきた人には広めてほしい。

熊本での事はちかじか自分の生活圏でも起こる事。そこではいろんな準備をするだけでは「命」の保障はできない事。いかに自分の「命を守るか」。それは、危険を「感じれる」感性を養い、そこから「逃げる」スキルを身に着ける事。


家族に、友達に・・・「命」を守るために。
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